九龍妖魔學園紀、初見プレイ終わりました!
はちゃめちゃに楽しめてしまった・・・
九龍、確実に好きなやつであることはわかっていたので楽しむぞー!という姿勢ではありましたが、正直ここまで熱く盛り上がれるとは思ってなかった。
深夜にラスボスと戦って勝利したやったーーー!ってところでスイッチの充電が切れてたので泣く泣く中断し、珍しく早起きをしてEDを見てエッ?!となったり、噂のre:chargeやりたくて転げまわったりそんな日でした。スイッチにも・・・スイッチにもください・・・。
いやほんと面白かった・・・何か喋れって言われたら半分くらいかまちの話をしてもう半分は皆守の話をしてしまうな。
実はここ暫くツイッターの鍵アカが九龍実況アカウント状態だったんですけど、昨夜からずっと皆守の話ばっかりしてる状態で。こればっかりはしょうがない。皆守甲太郎とかいう最高のダチ・・・
というわけで以下はネタバレなしの感想です。
九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTUREですが本作は2004年に出たPS2無印の移植ということで、当時気になってはいたもののやる機会がなかったゲームだったのでスイッチ版をそれなりに楽しみにはしておりまして。
16年前の作品という事で随所に時代を感じるものの、ゲームをはじめるとその濃さにプレイヤーの方が飲まれてしまうので自分はあんまり気になりませんでした。
この作品の魅力をどう言い表せばいいんだろうと考えては濃厚すぎていまいちコレ!というものが出てこず、結局公式で言われてる「學園ジュヴナイル伝奇です」としか言い表せない感じなんですが、でもこれわかるようでちょっとわかんないよな。いや言いたいことはわかるんですけど。
ざっくりとトレジャーハンターの主人公が転校してきた先で様々な人に会い、一緒に悩んだり笑ったりしながら(弊主人公基準)遺跡の奥底に眠る秘宝を目指すゲームです。ぼんやり。
一応基本ストーリーはそんな感じなんですが、主人公については細かいプロフィール設定と感情入力システムによってかなり人によってだいぶキャラ違うんだろうなという感じでした。キャラメイク好きな人はかなり楽しいと思う。
登場キャラと主人公のやり取りは基本この感情入力システムで行われる形なんですが、相手の感情に感情で打ち返すっていうのはなかなか悩ましくて良かったですね。無視もできるのですが、私は全部何かしら返しました。
まあ12話まで感情入力システムのやり方がわかってなかったせい何かと友!とか喜!とかかえしまくる明朗爽やかボーイと化していたのですが、それも結果としては自分の好みにあった主人公像にはなっていった感じだったのでよかったです。
この感情のやり取りの先に生まれる新しい感情や関係性の構築といった部分が、このゲームが自分にめちゃめちゃ刺さった要因ではあったように思います。
戦闘が面白いとかダンジョンギミック楽しいとかも勿論あったんですけど、目の前の相手に何を返せばいいんだろうと思い悩む時間が実によかった。一定時間経過すると入力画面がじわーっと消えていくので実際の時間としてはあまり長々とは考えていられなくて、ええいままよ!って感じになっちゃってたんですけど。なんかそれが感じたことをそのまま返している感じがあってよかったです。
そういう時間と感情を共有した仲間と過ごす日々があまりにもキラキラしていて、本当に毎日が楽しかった。
あれだけ散々遺跡を歩きまわってきて真の秘宝とは友情なのだ!みたいな事仮に言われたとしてもこの作品なら許す。めっちゃ許す。何様。
どうしても今から見るとある程度の古臭さみたいなのはあるしバグもあるしで万人におすすめできるゲームという感じではないのですが、一癖も二癖もある仲間たちに囲まれた濃いめの学園生活&夜は墓荒らしに興味があれば是非どうぞというゲームです。
とりあえずこのゲームを私に貸してくれた友人については、あなたは是非やるべき作品だと思いましたよ!マジで、マジでよろしく・・・!
地元のお店に入荷するのいつだろう。