線画をiPad先生で描く練習用に。まだこれで鎧とか描く気にはなれないので学ランというハードルの低さに甘えてぼちぼちやっていきます。
そういえば折角導入したので触ろう触ろうと思ってスルーになっていたフレスコとかこの機会に入れたらいいのか。
でも今のところカラーをiPadで処理する気はあんまりないからなぁ。

 

それはそうと拍手から質問頂いたので風景の描き方などを。
俯瞰図の描き方っていうことなんですが、私もこの手の構図の風景は苦手でしてね!
あんまり参考になりそうにないのですが、自然物系はパース関係ないとはいえとりあえず最初に簡単なパースグリッドを引いてはじめるといいのではと思います。
この手の構図の絵が難しい理由の大半は地面を描く難しさだと個人的には思うのですが、最初にパースグリッドを作っておくことで基本の面の方向等が把握できるのでこれを描く描かないの差は結構大きいように感じます。
パースガイドでなくても、格子模様みたいなのをパターン登録しておいてそれを塗りつぶし→自由変形でガイドにしてもいいと思います。

 

で、実際に描いていく際に画面中央あたりをしっかり描き、手前の足場や付近はざっくりで留めるとスッと絵の中で視線が流れていくと思います。遠近感もここの描きこみの差で出していきます。
あと川はジグザグに配置したり、森とか道とか畑とかを描くとグッとそれっぽくはなるかなぁと。山は中景あたりとその後ろ、さらに後ろと3段構えくらいで描いてもよさそう。

 

 


あとデジタルならではの力業ですが、あらかじめドット絵のマップみたいな感じで描いておいてそれを本描きの際に自由変形でパースにあわせて変形させてそれを取っ掛かりにして描きこんでいくとかでしょうか。

 

最初のガイドとラフの線をしっかり取っておくのがコツといえばコツかもしれません。

 

拍手レスです
 >先生、背景について質問よろしいでしょうか?

と、こんな感じで如何でしょうか?
私もこの手の構図描くの苦手なもんであんまりアテにならない感じではあるのですが・・・
とりあえずこの手の絵は地面のガイドを最初に作っておくことをおすすめします。ここをすっ飛ばしていきなり山とか川とか描き始めちゃうと面がぐにゃぐにゃになってどこがどうなってるんだ?と混乱する一因になると思うんですよね。
引きの絵に限らずですが地面が入るフカン構図の場合は上から下に向かって描くのではなく、下の面を先に描いてそこから上に向けてはやすように描くと多少やりやすいと思います。
あとはやっぱりなんだかんだ慣れかなぁという身もふたもない所に着地しちゃうんですけども、練習頑張ってください・・・!