というわけで

P3劇場版の感想を追記にだらだらと。
劇場でぼろぼろ泣いてしもうたですが良かったです。

 

 

1章を見たのがもう3年前・・・いや島根では公開が遅かったので2年前になるんですけど、1章の時は良くも悪くもゲーム再現だなぁという印象で。それが最終的にどういう形になるんだろうという半信半疑プラスいまいち読めないなという気持ちはありまして、4章まで見終わって思うのはこれはゲーム原作作品なんだなぁと。限りなく良い意味で。
カレンダー演出でぽんぽん時間が飛んだり説明がいくらか端折られていたりと、そういう部分を最初これはゲームをやった事ない人向けの作品じゃないなーと思って見ていたのですが、最後まで見てみるとそこ物凄くよかったです。ゲームやってる側としては。(だから最後まで見終わってやっぱりこの映画はP3というゲームが好きな人向け作品なんだなと思うのでした)
あと結城君の一人称の「俺」が最初聞いたときはエエーこれは僕がよかったなぁ・・・って思ってたんですけど、作中で進む1年という時間を通して彼の中にどんどんと色んなものが満ちていくにつれ「ああ、この子はゲームのキタローとはまた別の結城理という人間なんだな」という認識になっていったので、あの一人称の変更はほんと良かったです。
4章は決戦までの閉塞感と絶望感が凄くて、私は順平が大好きなので順平は特に意識して見ちゃうんですけど「お前のせいじゃんか・・・!!!」が劇場で聞けてよかったです。私、あれ大好きなんですよ。順平だから出てくるんだよー、ああいうの。耐えられるわけないよ、ほんと。個人的には劇場版の順平は優遇されてたなって思って見てましたがどうなんでしょう。
あと4章は作画めっちゃくちゃ良かったですね・・・!アニメの作画についてどうこうってあんまり意識して見ない方なんですけど、素人目に見ても気合入ってるなと。綺麗でした。
戦闘シーンもよかった。すごくよかった。エリザベスの「メギドラオンでございます」も最高だった。
戦闘シーンといえばかかってる音楽がBurn My Dreadかかるのここじゃなかったよね?逆になってる?と思ってたんですが、帰ってから感想とか見て回ったらやっぱり逆になってた。あの演出よかった。Burn My Dreadを聞きながらニュクスと対峙するっていう。

 

ラストの屋上のシーンで最後まで結城君が目をとじなかったのを見て、劇場版最後まで見てよかったなと。
キミの記憶がEDで流れていたので、まあそれはつまりそういう事なんだと思っていますが、ラストシーンの彼の視界にはたしかにみんなの姿が映っていたのだと信じたい。
P3劇場版本当に良かったです。