銀河鉄道999って昔のアニメ版のあらすじとラストシーンくらいの知識しかなくて、松本零士でSFなのにちゃんと触れたことないの凄く勿体ないなという気持ちが急に芽生えてきたので今更ながら漫画の方を全巻ぽちってみた次第です。松本零士、読みたくなったら大体電子で出てるからありがたいよ。
そして1話からもう面白いよー。
生身の体であるという事はどうもそれだけで社会的地位の低さに繋がってるぽくて、宇宙列車に乗るまでに機械の体を手に入れられない人はみじめなんだ風に描いておきながらシルチスでは機械の体を持ってる見た目には若いぽい人が(多分見た目のままの年齢だと思う)なんの希望もみいだせずに生身であった頃を思い出しながら死んで砂に覆われていくの・・・この世界の幸せってなんなんだろう・・・ってなる、まだ1巻の途中です。
ところで私は永遠の命なんていうのは地獄だなって思ってるタイプで、機械の体なら1000年くらいは生きられるよっていうのは概念としては永遠の命とかそういうものに近いのだろうと感じるのですが、機械の体のメリットをのっけから色々と描いてきた上でシルチスのおじいさんが死ぬべき時に死ねない人間はみじめだってこぼす所は個人的にそれはぼくもそう思うよ・・・ってなりました。