ゲームのシステム上戦闘中にバディが戦ってるのかどうかはスキル使用くらいでしか判断できないのですが、リチャの探索中セリフとか見た感じかまちは神の両手について忌避すべきものではなく使える力は力として利用しつつ前に進んでいってるのがなんかいいよなと。力に使われていたのがちゃんと自分の意志で戦ってる感というか。
押しが弱いだけでわりと我は強い方だよねかまち。
エスカフローネが14話まできました。もう半分終わってしまった。すごい、ずっと面白い。
ディランドゥ様、私はどっちかっていうと苦手なタイプのキャラだったりするんですけど高山みなみさんの演技と力の入った顔芸作画のあわせ技で謎の好感度がガンガン上がり続ける。出てくるたびになんか気持ちいい。マジで碌な死に方しそうにないけど。
ディランドゥ様、自分の部下を殺したあやかし人に対して僕の部下に酷いじゃないかあってきっちり報復してるのを見て、部下に対してヒステリックな対応してるイメージあるけどもしや良い上司なのでは?となり、エスカフローネに隊を壊滅まで追い込まれたときに死んだ部下の霊だか怨念だかがディランドゥ様をお守りしてるのを見て、はたから見てると本当に酷かったんだけどちゃんと信頼関係とかあったんだなとなってよかったです。
本編はバァンがエスカフローネと文字通り一体となってしまったのでエスカフローネが損傷するとその損傷がバァンの傷として出てくるという怖い展開になってきたのですが、ディランドゥ隊を壊滅に追い込んだ力がバァンの復讐の念という強い負のパワーでこれは更にアカンやろ・・・となっています。
個人的に復讐とか仇討ちというのは成し遂げられてほしい方なんですけど、バァンは王なので復讐者のままでは恐らく国の復興は成らないし雰囲気的にもエスカフローネをきちんと御することができなさそうで。
ひとみに対して柔らかい対応をするようになったこととか人の話を素直に聞いてる所を見て多少冷静になってきたのかなと思って見てた矢先にこれなので、芯の部分はまだきちんと成長してないんだなとなった。とはいえこういうのは視聴者が神様の視点で物語を見てるから言える事であって、バァンは国を失い親しい人も失い死んだと思っていた兄は国を滅ぼしたザイバッハにいるときてて、そこを冷静になれよとか王になれっていうのは・・・まあ、そんな簡単にはいかないと思うのですが。
でもシド王子があの年で王になる覚悟を決めて王としての決断を成しバァン達を逃がしてくれたことについて、それにはちゃんとこたえないといけないと思うし、それはきっとあんな風に人を殺すことではないと思うんだよな。