マテリアル(質感)の描き方勉強用紙をお借りして質感描き分けをしてみました。こちらのテンプレートの存在は以前から知っていて、いつかやってみたいと思っていたのをえいやっとやってみた次第です。
形状を変える事でこれは何々ですよという主張はしたくなかったので枠の中を描くだけ+枠線の色の変更もなしでこねまわしてみたのですが、その結果草と葉っぱとか水とか氷とかで難儀しました。水に関してはもうちょっとうまいやり方があったのではという結果ですが、これが現状のレベルと受け止めます。
お仕事の背景作業をしながら背景を描くうちの何割かは質感出しの作業が好きなんだなとふと気づいたのですが、今までは結構その辺に関して無自覚で。元々が質感への拘りが薄く、とにかく何でもキラキラテカテカに塗っていたのですが2016年のGondさん主催のメカ娘企画参加を切っ掛けにそれなりに拘るようになりまして。
あのときは凄いメカ描きさんたちがひしめく中にお邪魔したという事もあり、自分で言い出したバルカンという要素をなんとか少しでも魅力的に見せなければという思いでメカの質感にとにかく拘ってみるという選択肢をとったのですが、あのとき必死に頑張ったことで質感のある絵の面白さに気づくことになったのであれは本当に良い機会だったなーと思う。
柔らかくて透明感のあるものよりゴツくて硬そうなものを描く方が好きだし楽しいと感じるんですけど、これ昔は全く逆だったんですよね。今にして思うと物の形をしっかり取るという技術がなかったことに起因してたんだと思う。