元は2019年に描いた絵で、これは結構好きな絵だったのでなんとなくもう1回今の技術で描いてみようと思って描きました。構図もポージングも決まっているとあとは組み立てるだけなのでらくでいいなこういうの。
こうしてみると全然前進してないと思っていた絵もそれなりに前に進んではいるのかなと感じますね。塗りに関してはクリスタ移行にともない意図的にだいぶ変えましたが、でも2017~2019年くらいにやってたこのアナログ感を意識した濃い塗りは嫌いじゃない。
塗りに関しては暫くは今の方向性でやっていくつもりなので何か切っ掛けでもない限り戻しはしないと思うんですが、今はなんというかアナログ感みたいな風合いよりも絵作りに必要な情報は何かっていう所を考えたいですね。これに関しては3D触るようになった影響もでかいのですが、テクスチャやグラデーションばかり追いかけるのでは根本的な力量が上がらないなと感じていて立体情報を考えるとかライティングを意識するとかどこまで演出として作るのかとか、そういう方向に思考がいくようになった結果今の状態に。
最近作業前に準備運動として写真スケッチを繰り返しているのもやはり根本的な部分での力量を少しでもあげたいという気持ちが強くなってきたからなのですが、やればやるほど現状の自分の力量のなさが浮き彫りになるのでなかなかしんどいです。

 

追記に昨日の雰囲気主取から少し広げたやつです。

 

 

 

 

 

あれから少し広げてみようと思って特にどこに着地させようとか何も考えずに思いついたところを思いついただけという。安定の何も起こらなさ。