見栄えの良いイラストとは何かが早くもわからなくなってきていて、透明感を出すとか淡い色が流行っぽいなあとか気持ちの良い明暗を作るとか色々あると思うんですけど、とにかく今は質感と立体感の追及という方向に振っていきます。
この2つがある程度のレベルまでできるようになれば塗りがスカスカで悩むという事も減るかなーと思って・・・。
ところでP3もうだいぶ忘れてるから秋のリマスターで久しぶりにやりたいなと思ってるんですけど、3はメメントモリを描くから好きなんですよね。
別に死ぬ話が良い話だとは思っていないという話は度々していることではあるのですが、死や別れって必ずやってくるものであり時間は有限なのでその中でどう生きるのかという事を描く話が好きなんだ。
P3って終始この終わりに向かっていく中でどうするのかという事や過程を描いた上で最後に終わりに着地したことが痛みはでかいけどこの作品の物凄く好きな所です。何もわからない真っ白な主人公が人と出会い別れを繰り返した先でみんなの願いを受けて世界を何とかしてそうして1人で命のこたえにたどり着いてしまうの、人生の圧縮率というか密度がやばすぎて凄まじいんですよね。
P3は設定資料集でやはりあれは死を描いた作品で、最後どうやって死にたいかみたいな話が書かれていたのを物凄く納得しながら読んでいたのですが限られた時間の中何を思い行動するのか、その積み重ねの結果として最後の瞬間にみんなが来てくれる最後というのはなんていうか悪くない終わりのむかえ方だったと思うんですよね。残された方はたまったもんじゃないという側面も勿論ありますが。
私は初見プレイのとき深夜にクリアして何だ?となりつつスタッフロールを見ててキミの記憶の歌詞で全てを察して放心していた記憶があるのですが、今だったら全部わかってるしべしょべしょに泣いてしまうかもしれない・・・
Fesは多分ブチ切れるんじゃないかと思うので怖くてやってないです。一応持ってはいるのですが。