今日もなんか絵を描く気になれず、多分練習をはじめた初日あたりで飛ばしていた反動がきてるのだと思いますがまあそういう充電の日も必要。というわけで今日は絵はありません。以下はゲームの話。

ライブアライブクリアしました!真エンドです!
20年以上前のゲームだしそのまま感想を書こうと思っていたのですが、クリア後に当時遊んでいたユーザーさんから色々教えて頂いてワンクッションあった方がよさそうなので追記に畳みます。私は今回のリメイクではじめて遊んだのですが、昔やってた人が今このリメイクを遊ぶ方が何倍もテンション上がりそうだなと思った。
というわけで追記に感想とエンディングネタバレがあります。

 

なんとか魔王戦が終わり、最後の最後のボス連戦で魔王オディオとは何だったのか、いつの時代も誰しもがオディオとなる可能性はあったのだという事が示唆されていた流れからエンディングがはじまるのだと思っていたらまだ最後に戦闘があって。
Sinオディオと戦うのですが、ここは昔のライブアライブにはなかったそうで。
プロデューサーの時田さんは追加要素なしと仰っていたそうなので、そのつもりでリメイクを遊んでいた当時のユーザーさんはめちゃくちゃびっくりしただろうなあと思った。私はこれが初ライブアライブだったからそういうゲームなのだと思っていたのですが、昔のゲームでここがなかったという事はオルステッドに関してはかなり悲しみに満ちた話だったのだな・・・
あの最後を見た時、オルステッドは結局誰もいない世界で生きていくこともなく犯してしまった過ちも元に戻りはせず痛みがでかいと思っていたのですが、Sinオディオが追加だったという事は最後の最後でオルステッドが自分を取り戻し人の身に戻るという展開は元々の話に比べるとだいぶ救いのある展開になっていたのではと感じました。
そうしてオルステッドが消えてから各々元の世界に戻っていく中、最後にアキラ君が自分は幸せだ、帰る所があるんだからとこぼして消えていくのは凄くグっとくる締めでした。
オルステッドにはもう信じる人も帰る場所もなくて、それでも人を信じろとかお前は弱いとか言えないですよ・・・誰かを信じることができるのはそもそも自分を信じてくれた人がいるとか帰る場所があるとか、そういう心の奥底にちゃんと一筋の希望があってはじめて誰かの手をとろうとなるわけで。
7人の主人公たちには何だかんだいってちゃんとそれがあったわけでね。
全てを丁寧に潰されたオルステッドに魔王になるのは本当に・・・私は仕方のないことだったと思う。
勿論中には綺麗な思い出を抱いて前進できる人もいるけど、そういう思い出というか信じる心を目の前でぶち切っていったストレイボウや姫の所業があるんでマジでなんというか・・・強く生きてみたいな事いうのも残酷だなと思うし、ハッシュみたいに隠居すればいいじゃないかとかそういう話でもないと思うし。
本当に姫がね・・・姫・・・あえていうなら全部あなたのせいですよ・・・姫だって弱い人間なので完璧を求めるなんて酷だとは思いますが、それでもみんなが死んだあとっぽい世界の心のダンジョンであの人をお願いしますだけ言われてもハァ???とはなる。あんたもっと他に色々言う事あるんでないの???となる。私はなった。
心のダンジョンでもうちょっと何かフォローがあればプレイヤーの感情ももうちょっと違ったものになりそうではあったのですが・・・うん・・・

 

なんだかんだ絶望味も強かったのですが、オルステッドを除く基本7人の物語は希望の明日を生きる話だったし人の可能性についてそこまで悲観してしない人たちがちゃんと勝利したという事は人間を否定をする話ではなかったのだし、なんかよかったですね。
あと最近のゲームに慣らされている身としては難易度は結構高めに感じたし難易度選択がない不安もありましたが、敵の待機時間から大技が来るか来ないかと予測して立ちまわったりするのは楽しかったです。
好きな話はどれといわれればやっぱ近未来編かなあ。あと功夫編が、最終章でユンが仲間になった際の名前が心山拳師範だったのはめちゃくちゃ熱くてよかったです。