布の描きこみを見てほしい絵。
イラスト表現として考えたらそこまで暗くしなくてもいいとは思うんですけど、勉強を兼ねてやっているので暫くは暗い部分の作り方の追及を続けます。暗くするならするで背景は白系にするという手もあったのですが、まあこの辺は好みですね。暗い肖像画みたいなのが好きで。
ただまあ可愛いメイドさんを印象付けるならやっぱ背景描かない方がよかったかもとは思う。次に活かします。

 

ところで来年リアルで展示の機会がありまして、先方からのリクエストでかなり古い絵を出す流れとなり発掘し、そして少し手を入れました。12年前らしいですウワーーーー。
古い絵ってその時のそういう表現が好きという人もいるのであんまり直しちゃうのもどうかなとは思いつつ、流石に10年以上前だと技術として拙く…いやそれが魅力なのかもしれないけど耐えられぬ!ということで当時の持ち味を殺さない範囲で手直しした次第です。
この、上からオレンジをオーバーレイでぶちまけてるの懐かしすぎてね・・・
この時期の絵、暗い部分と明るい部分を作って昔の絵画というか油絵みたいな雰囲気を出そうとしてるっぽくて暗くボワっと光ってる絵が多かったんですけど立体感を描く能力が低すぎてただぼやっとしてるだけの絵になっているものばかりで、その辺のことが今ならもう少し狙い通りに作れるのではと思っての修正作業でもありました。服が適当すぎるとか言いたい事は色々あるけど、まあ、10年以上前なので・・・
しかしこうして改めて見ると好きなものとか絵としてやりたい事とかそういうのは全然変わらないなと思います。

 

箱のお返事です

>メイドさんのイラストがラフの時点で光の表現が素敵すぎます…!

ヤッター、ありがとうございます!
最初の設計で綺麗に見えていれば仕上がりの雰囲気も良くなるのではという仮説を立ててやっているのですが、少しは綺麗に見えていると良いのですが。
塗りは今後もきっと変化し続けるのだと思うのですが、変わらないものもあるというのは嬉しいですね。