ドラマ版アオイホノオを見てたら面白すぎて他の事が手につかなくなり一気に6話まで見てしまった。
実写ドラマがある事は知ってたんですけど、アオイホノオという作品の初期の怖さって私はかなりウウウウウーーーーーーってなるので、それが続くの地獄か・・・と思って見るのはずっと避けていたのですが、作業用に流していたウルフルズの「あーだこーだそーだ」が良い曲だったのでドラマ本編も見て見たくなり。アマプラレンタルで見れるらしいからためしに1話を見たら案の定ウワァアアーーーーーってなったんですけど、面白かったので続きが気になり結局そのままずるずる続きを見ていました。
あの漫画描かない期を延々とやるのかと覚悟していたら意外と早いペースで課題や持ち込みの話をやってて、そのおかげで何も作ってないけど何かを作る気で机に向かう焔君の姿が出てくるのでアッむしろドラマ版の方が怖くないな?!ってなっている現在です。
私は以前アオイホノオのドラマ版を見てた友人に漫画面白いけど私は焔君のアレは全部やってる気がするんですよねってこぼしてのきさんやばない?!って返されたことがあるんですけど、あそこまで突き抜けてなくても程度の差こそあれ大なり小なりやった事ある人っていっぱいいると思うし、そもそも何かしらのやばさを持ってないと創作行為なんてしぬほど面倒くさい事できませんよ。と、私は思ってる方です。
たとえどんなに自分の作品なんてクソだな!と思ってても何かを生み出す瞬間ってやっぱり心の中の焔君がいてこれはいける!って言って、同時に心の中のトンコさんがええーなんやそれすごいやん!って言ってくれてると思うんですよね。
プラスここに若さからくる謎の自信と万能感が加わってるのがアオイホノオのウワァアアアアアアアーーーーーーな所であり、もし私が10代の時にこの作品を見てたら焔君wwwっていうリアクションを取っていたかもしれないけど、この年齢になって焔君見てて彼の事をバカだなーだなんて笑い飛ばせませんよ。一挙手一投足が一生懸命なんだもの。
で、その若さの塊の焔君をやっている柳楽優弥さんが凄く良い演技をされるので、なんかそこもスルスル見れる要因のひとつのように感じますね。何せ私はデビルマンの後にこれを見ていますからして、余計に演技力がある安心感が凄いんだ・・・
いやでもほんと、よくぞ島本漫画のテンションを実写に落とし込んだなと思います。あの大ぶりなリアクションがそれらしくかつ痛々しさもちゃんとあって実に良いですね。