ビニール傘の反射を描きたいだけで描いてしまったので、もうちょっとアプローチというか練りこみをすればよかったかなになった。
最近自分の絵が下手に見えているのですが、経験上これはレべルが上がる前兆なのでじたばたしたいです。
学生さんとかに度々話す話なんですけど画力の上がり方って坂道ではなく階段式で、手と目の経験値とレベルが重なった時に急にガンッて1段上がるんですよね。私はそれをパズルのピースがはまったときっていうんですけど、自分の場合それがくるのって数年に1回で、前回それがあったのは2017年です。あのときは珍しく操状態だったからよく覚えています。
で、自分の絵が下手に見えてるってことは現時点の目のレベルが以前に比べて上がっているという事なので手がここに追い付けば何かしら1段上がるはずなんですよね。まあその段の高さが高いのか低いのかはさておき、ですが。
あとはどうやって目のレベルに手のレベルをあわせていくか、なんですけどこればっかりは経験値の問題なのでいっぱい描くしか・・・といったところではありますが、ただ闇雲に描いても遠回りだと思うので暫くやっていなかった今までで1番効果の高かった練習法を再開しようと思います。

なおその練習法というのは特に大した事ではないのですが、物を回転させるとか動かすとか何かしらの1連の動作を連続して描くっていう事をやるだけです。
アニメーションを作るわけではないし絵の精度もそんなに求めないでやるのですが、2017~2018年頃にかけて頻繁にやっててこれやってた時期は画力はさておき立体把握能力みたいなものがかなり高かった感覚はありまして、物を多角的に考えて描く練習としては結構良かったんじゃないかなと思っている次第です。
ちなみにその練習をしなくなったのは単にうつが悪化してエネルギーがなくなって練習習慣が完全に抜けちゃって・・・心身の健康、まじで大事。