できたけどなんか描いてる時の考え事が多すぎた&思考があっちこっちいっちゃったのが結果的によろしくない感じになっちゃったなーと。
ウケがどうとかはもう完全無視でただ描きたいものと後は技術向上用の習作を兼ねているのですが、反省点が多い。人物をあとのせさくさくしてしまったのでどこの空間を主役にするのかって所で随分考えてしまって、最後まで明確な目的地が定まらずにあちこち描いてしまった。
とにかくコンセプト設計をちゃんとしようね!に着地する感じです。ただ経験値としては得られるものも多かったので良かった。
基本的には何でもそうだと思うんですけど資料しっかり見て描けば質感とか色とかある程度らしくなるんですけど(自分の技術については一旦棚に上げるとして)、それがイラストとして綺麗かとか気持ちいいかとかそういう事ってまた別の技術だなぁという事を描いてて改めて感じた1枚でした。
画面の省略誇張とか見せたいものを見せるための演出をどうするかとか。とか。
ここ2、3年で3Dをあわせて使うようになったことも関係あるんですけど、単に画面の情報量を上げるだけなら方法は色々あるしやろうと思えばすぐできる事もあるのですが、それをすることが必ずしもイコールで気持ちのいい画面にはならないのが、こう、絵って難しい・・・
エレブ本の作業の時に思ったけど結局のところ構図とか全体の明暗のリズムっていうシンプルなところに帰結するのではと感じているのですが、描きこみが足りない気がしていろいろ手を加えていくうちになんかそういう所が段々とブレブレになっちゃってよくないですね。気を付けないと。