彼なりの頑張りだと思っている

ゲームの中で明智君と話す機会自体ってそんなに多くはなかったんだと思うんですけど、話しながら彼なりに会話を続かせようとか広げようとしてくれてるんだなぁと感じる事は多くて、自分はそれが何気に嬉しかったりしまして。
2周目で思うのは彼なりに主人公と会話しながらそういう自分の受け答えのひとつひとつについて、これでいいのかなって確かめるようにして会話してるよなぁ・・・と。それはそれで彼なりの頑張りだとか試行錯誤が垣間見える気がしてやっぱり嬉しい。頭が良くて弁が立つとそれはそれで苦労するんだなぁと思った。
昔中学の頃の同級生に頭が良くて自分の意見はずばっと言える子がいたんですけど、なんというか真っ当な事をぐさっと言われそうな怖さといいますか。そういう近寄り難さがあって、話をする切欠ができるまではどうにも苦手だったりした事がありました。話してみれば全然気さくで話しやすい子だったんですけど、あれくらいの年であんまりハッキリものを言われると自分が悪いのかなってなっちゃうというか。とにかく怖さなんですよね、明確であるという怖さ。
多分あけちくんもそういうタイプなんじゃないかと思うんですけど、それでも彼のそういう話し方に好感を持つのはやっぱ自分が年取ったからだろうなぁ・・・。