P5Rはほんと最高の明智ゲーだったので、プレイ中に何度あけちくんが好きで良かったなぁと思ったかわからぬ。
ここ見てる知り合いもP5Rクリアしたので書くんですけど(Rのネタバレにならない範囲で)、無印のときにシドウパレスで行方が分からなくなったのを絶対後で合流してくれるはずだと信じてラスボスまで駆け抜けた先に、最後の最後で、あの希望の光に満ち溢れて輝く美しい東京の地で明智吾郎の生きた痕跡を必死に探したんだけどどこにもなくて、冴さんですら全く話題に出さないもんだからもう本当にどういう顔したらいいのかわかんなくて・・・唖然としながら星と僕らとを聞いていたのですが。
彼に関しては果たして生きる事が救いなのかは正直今だってわからないけど、ただ個人的には本当に、ぺご君が彼の事を忘れないでいてくれる事を祈るしかないなっていう描かれ方はとても悲しいなぁと思ったし、彼ともっと話がしたかったな・・・っていうのが無印で。
それを踏まえてやるRでは自分の意思で彼のところまで出向いて彼と話をするというプロセスが加わって、無印のときのように一方的な関わり方ではなくなったのがとてもよかった。これ何度も話してるけど本当になぁ。
今にして思えば無印のあの一方的な描かれ方が明智吾郎の事を本当に何も知らずに結局何もできなかった悲壮感みたいなのを高めていたような気がするし、何も知らない割には怪盗団と深い因縁を持つことになってしまったので本当にね、どう接していればよかったのかわからないしいちプレイヤーとしても感情の置き場がどこにもなかったのであんなにもだもだと転げまわるしかできなかったんですけど。
Rで自動じゃない正義コープができたことで絆(と呼んでいいものだと私は思っている)がちゃんとできあがっていって、彼がどうしたかったのかとか何を選びたかったのかとか、そういうものが改めて浮かび上がってきた事がとてつもなく嬉しくって毎回ぐにゃぐにゃとねじれていたのですが。
なんていうかそういう所を省略せずにきちんと段階踏んで描いたおかげで基本ストーリーに変更がなくても彼について受け取る印象っていうのは全然違ってて、万感の思いでEDの歌を聴けたのは本当によかったですR。
ネタバレに配慮すると結局わやわやな話になっちゃうけどP5Rすごくよかったんですよ!私はね!
で、R踏まえて思いをはせる無印の展開も、あれはあれで嫌いじゃないなーってなるのでした。明智吾郎がすきです。
あとかまち。
私にしてはあんまり面倒くさくないキャラが好きになったなーと思ったけど、かまちもそれなりに面倒くさい部分はあったんだけども葉佩君がそういうの丸ごとなんとかしてくれたので結果論ですね。