オパーサの浜にいたのはほんの少しの時間だったのですがとても美しく印象深い景色で、なんとなくああここにまた戻ってくることがあればその時ぐちゃぐちゃになって泣いてしまうのかもしれないなという予感を抱かせる場所でした。
クロス好きな友人に延々と初見の感想を聞いてもらっていたのですが、楽園のようなアルニの村が美しければ美しいほどに私はこの世界の事を夢か幻なんじゃないかと疑ってしまって、正直あんまり穏やかでいられません。いつか足元が割れて落っこちるんじゃないかという漠然とした不安がある。
今は蛇骨様の館に侵入してヤマネコと戦って海に落ちたところなのですが、セルジュ君が数年前に死んでいる?とされるこの世界は今目の前にいるセルジュ君の世界ではなくもう一つのもしも選ばなかったらそこにあったかもしれない世界らしいという事で、つまりはもしもの並行世界なのか?となっていますが、でもそういうわけでもなさそうな空気はあるんだよなー。
世界の構造についてはまだわからないけど、さらっとどっちの世界にいるかの確認ができる機能の説明が出てきたので今後2つの世界を行き来しながら話が進むのかもしれません。
でも何かを選ぶという事は同時に選ばなかったときの物語もたしかにあるのかもしれず。それを確認する術を人間は持っていないのですが、今セルジュ君はそういうもしものもう1つの物語を体験してるという話でいいのかな。
あとこの世界の人は運命の書に記録を残すことに妙に必死だなという印象を持っていて、何も残さず消えてしまう人が今後出てくるのかもしれないし、運命の書もただのセーブポイントではなくストーリー上何か重要な役割を担っているのかもしれないなーと思っています。