P5クリアしました。

P5クリアしたのでネタバレとか感想です。テンションまかせに文章を打ってたので日本語になってるか怪しい、とても怪しい。
ていうかまさか本当にエコーズ発売までにクリアできるとは思わなんだ。
面白かった!いやー面白かったです!
精神的に余裕ない時にやれるゲームじゃないけど、でも思い切ってPS4設置した甲斐はありました。
とりあえずクリアはできたのでこれで感想やら考察もろもろを見て回れるというものです。よかったよ!!!

 

 

 

 

というわけで延々とP5の話します。

 

 

 

メメントス最深部への攻略が12月24日だったわけなんですけど、ここもパレスみたく一旦引き上げて準備のち翌日挑めるのかと思って途中外に出ようとしたのですが外へ出られない。つまりここの攻略は12月24日中にやれと。イヴに???てことはこれは神の誕生に立ち会うか、主人公が神的な何かになるとかそういうのが待ち受けてるのかなぁと。
ヤルダバオトって私はP5で初めて知ったのでラストバトル中は具体的にどこのどういう神様なのかはわからなくて。
ただクリスマス前日決戦なとことか七つの罪源を掲げて潰しにかかってくるってことは、何かそういうアレなんだろうとは思いつつもヤルダバオトが神話においてどこの神様なのかがわからない事にははじまらないので結局ゲーム中ではラストバトルの意味する所ってのはわからないままでしたが(神話的に)
で、なんとかEDを見たしなって事ヤルダバオトって何?って軽くネットをぐるぐるしてみた所グノーシス主義で語られる神様だそうで。そこからグノーシス主義やキリスト教の話を軽く見て回りましたが、ものすごーく大雑把な解釈をするとP5はグノーシスの神話を体感した上で最終的に主人公が救済をする話だったのかなぁと。
まあこの手の話は詳しい人の考察を読むとか、今は公式設定資料集も出てるので(という話を書きながら確認したら設定画集って事なので、求めてるものとは違うのかな。どうなんでしょう。何にせよ後で買うよ!)そっちを見た方がいいと思うんですけど。

 

神話の類の話はさておき、P5っていうのは価値観のありようだとか、人の心が成長するというのはつまりどういう事か・・・という話だったんだろうなぁと自分は思っています。
プレイヤーの年齢によって突き刺さる部分や思う所が物凄く変わるんじゃないかなぁと思いながらずっとこのゲームをやってたとこはあって。いやP5に限らず年取ったらわかるようになってくるものがある作品ってたくさんあるんですけど。
P5に関しては作品を通して「感受性や心を育てるにはとにかくものを知る必要があって、そこから更に多様性を持つためには他人と関わらなきゃいけないし、誰かと関わって生きていくためには自分にも相応の能力が必要」みたいな事をですね、自分はゲームやりながらずっと考えてて。
作中色んな所でそういう事を感じていた自分は、それはやっぱり年を取ったんだなぁと思いました。
ゲーム中のテスト前にルブランに集まって怪盗団のみんなと勉強するイベントで杏どのが「これって将来何の役に立つの?」というような話をこぼすんですけど、「いやー、それね!めっちゃ大事だよ!その年でそういう事やるって大事だよぉおおお!」って思いながら見てました。
それはね・・・10年とか20年先でわかる・・・かも、しれないよ。あんどの。
個人的にはあれ、なかなかに刺さる話でした。
ものを知るとか、何かするとか、そういった経験の積み重ねで自分の心・・・P5的に言えば認知世界は変わっていく。多分、きっといい方向に(と信じたいこの思考は性悪説寄りなんだと思う)
1人の力でやれる事っていうのはたかが知れてるのかもしれないけども、そういった努力をしないと成長しないんですよ。同時に自分1人の力だけで生きていくって事の難しさを痛感する。
責任や選択を放棄して、それを誰かに肩代わりしてもらって牢の中に収まって生きていたいという気持ちは、私はそれ結構わかるなぁと思ったメメントス最深部でした。
じゃあ無知無関心である事は悪い事なの?っていわれると、それは極論過ぎるし少なくとも自分はそれはまた違う話じゃないかと思ってますけど。
そういった事の善し悪しみたいな事を考えるためには、前提としてやっぱある程度ものを知ってることは大事だし、別の誰かになる事は不可能だけどそれでも相手をわかろうとする努力はしないよりもした方がいいだろうと個人的には思っています。ほどほどに。同時にそれはとてもエネルギーのいる事で。
だから怪盗団が高校生の集まりで、世の中の理不尽に対してNOを通した姿というのはとてもしっくりくるしどこまでも眩しいなぁと思ったペルソナ5でした。
最初はこえーよ!若いってこえーよ!と思ってましたし、改心自白については今もどうかなぁと思ってる所はあるんですけど、双葉の件で改心という名の切欠になるのであれば、それは・・・まあ、そういう方向であれば・・・いいかなとね。
P5よかったです。

 

あと廃人化と精神暴走は別の話だったとか、イセカイナビは何だったのか、そもそも認知の世界って?という疑問も色々と残っているので、とりあえずは設定画集手に入れないとなー。
勝手な深読みで重箱の隅をつついているだけなのか、本当に何かあるのかは謎なんですけど、設定諸々を補完してP5ナントカみたいな感じでここから新たにまた1本作られたりしたらそれはめっちゃやりたいです。