原稿と水面下作業と並行しつつの今日はとりあえず線画まで。2021年はまだ4日もあることを考えるとまあ丁度いいのではないかと思います。

 

それはそれとして別に今年の描き納めで描きたいラフを作るやつです。P5であけちくんと鍋までは決めていたのですが、いざ絵に起こし始めるとこういう題材であれば芳澤ちゃんがいた方がいいな・・・となったので芳澤ちゃんを追加。
ネタバレもろもろの事を考えるとついRの要素が入る絵を描くというのを避けがちなのでR良かったよ!というわりにRの絵ってほとんど描いてなくて。ただまあ今回彼女をただ描くだけであれば公式で出てる情報の内だし別にいいか・・・というわけで今回は珍しくRっぽい絵です。

 

で、改めてラフ。私はラフと下書きを兼ねるタイプなので、ラフの段階における要素の設計みたいな所は前段階で全部決めます。この段階でやる事といえば後々の作業がラクになるように物の形をまあわかるかなくらいに整理する事なんですけど、大体この段階でパース整えて物の形も起こしてーってやってるうちに大ラフの魅力が失われてしまうような気持になるのですが。
それについては単純に私の技量不足からきてるのはまあそうなんだろうなと思うのですが、恐らく形を取る際に大ラフから例えばキャラクターならキャラクターの形を取った際にシルエットが一回り小さくなって画面内の占有率が変化してスカスカして見えてるのかなーとちょっと思い至ったりです。
というのも私は形を絞る時にアタリの状態から一回り小さくなる傾向があるのですが(特に頭はペン入れの時にラフより更に小さくなるので毎回変形ツールの力で大きくしてる)大体ラフ兼下書きを作った時になんか前より物足りなくなったな…みたいに感じることが多くて、今回のラフ作業もなんか形に起こすとスカスカに感じるという現象が起きていたので試しに全体を少し拡大してみたところ丁度良くなったので特にキャラクターの画面占有率については今後もちょっと気を付けたいです。
これに気づいたのは最近キャラクターのバスト~ウェストアップというのを意識して描くようになった事に起因しているのですが、キャラクターがカメラに近いと訴求力みたいなのが上がるんですよね。描きたいもの・伝えたい情報を大きく入れるとか情報を削いで絞るというのは基本のキみたいな話だとは思うんですけど、画面をとにかくガチャガチャ埋めたがる自分は意識して実際に描いてみないとなかなか気づけない部分だったなと。

 

拍手レスです

>正月絵と雪合戦のイラストがラフの時点で楽しさが伝わってきました…!

ヤッターありがとうございます!
まさに楽しさという点は今回結構重きを置いて作ってる部分なので、この時点でその辺が伝わったという事は嬉しいですね!
あとはそこを今後の過程でどれだけキープできるかみたいな所はありますが、とりあえず正月絵は元旦に間に合えばいいなーというペースで描いていきます。