BotW・コーヨウ台地。
昨日のバンテルフォン地方の絵がなんか色が濁っててあんまり綺麗じゃないな・・・と感じてて、色使いを改善したくこういうの描いてみる。
風景画って色を上手く配置しないと空間を損ねるので色使いの改善・練習にはもってこいじゃないかなと思ったのと、先月人物の模写ばかりやっていたのでそろそろ風景描きたい・・・というわけで9月はその辺ちょっと意識していきます。
それはそうとコーヨウ大地は緑の草原の中に紅葉が点在してて綺麗ですよね。

 

とにかくなるべく彩度を下げないよう意識してみているのですが、これは遠景の色の扱いでだいぶ悩んでました。
これを描いてる途中で気づいたのですが、色が濁る一因にブラシの不透明度が低いというのがあるっぽくて混色については不透明度を下げたブラシではなくテクスチャの効いたブラシで重ねていくと良いっぽい。
それ自体は以前から感じていた事ではあったのですが、結局塗りの自信のなさから色の諧調を細かくしようとじわじわ重ねたりグラデーションを多用したりしてて。8月の写真模写のおかげでいくらか塗りに関する経験値がたまったおかげで少しはうまくいくようになりました。

別にどっちが良い悪いという話ではないのですが、描きながらじわじわ色を探るなら不透明度を下げた方が綺麗なんですけど私の場合使いたい色がそのまま出てくれた方がその次に置く色の判断がしやすいっぽくて。
端的に淡い色を使って描くのが下手なんでこういう形にした方が私の場合ははまりが良いという。仮にこれがペインターであるなら色相彩度が綺麗に出るので上の描き方で問題ないんですけどフォトショップはそうはいかないので。ペインター、はよ新世界の神になってくれないかな。

 

ユグノア城跡前。
これはコーヨウ台地の前に描いたもので、こういう色使いしたいなーっていう絵描きさんの絵をお手本に置いて色を塗ってみたのですが彩度をキープしたまま暗い部分やコントラストを作る方法がよくわからず空間やコントラストを作るのに相当苦戦してて。そのわりにはなんだかな・・・という。
淡い色使いが下手にしても何か方法があるはずだと思って色々考えた末にあんまり詳しくはないけど色価がうまくいってないんじゃないか?という可能性に思い至ったのでおおいなるインターネットの力で色価について調べつつその辺の能力ってどう鍛えたらいいのっていうのを追ってみた結果、色価については感覚によるものがでかいのでいっぱい描いて覚よう!というわりと身も蓋もないこたえにたどり着いたのでした。
というわけで具体的な感覚の鍛え方がわからないので、風景画を描いて正しい色と明暗の選択を身に着けようという流れです。
パースとシェイプが適切であれば空間を認識できるというのはここ数年でわかってきたのですが、色を塗った途端になんかごちゃついて濁るしトータルよくわからん・・・となる事が多くて、着彩の際に色数を増やし過ぎて濁って見えるのではという可能性+地色と光と影の色の選択がまず良くないのではという可能性のあわせ技でうまくいってないのではと。
綺麗な色使いを真似するのも大事だとは思うんですけど、多分私の場合はそれ以前にどうにかした方がいい問題が転がってるのでそこをなんとかしていきます。